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AirPods Pro(エアーポッズプロ)レビュー | クリエイターにおすすめのワイヤレスイヤホン
仕事中・移動中・ジョギング中と、毎日のように使用しているApple「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」によって僕のライフスタイルは激変しました。
ただでさえ凄かったのにアップデートによってさらにパワーアップを続けています。
こうなるともう、iPhoneユーザーでワイヤレスイヤホンを探しているなら「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」一択と言っても過言ではありません。
そこでこの記事では「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」についてレビューしたいと思います。
「AirPods Pro」を購入した理由
ある日、愛用していたSONYのワイヤレスイヤホン「WI-C310」が突然壊れてしまいました。
かなりの頻度で使用しており、ワイヤレスイヤホンなしの生活なんて考えられないのですぐに買い替えることにしました。
「WI-C310」を買った当時は移動中に音楽を聴く程度だったのですが、最近ではワイヤレスイヤホンを使用する場面や頻度が多くなるにつれ求める条件も増えました。
- 安定したワイヤレス接続
- 優秀なノイズキャンセリング
- 絶対にカナル式
- できれば防水
- 予算は¥30,000以内
上記条件をクリアできるワイヤレスイヤホンを探して検討した結果、Apple信者でiPhoneユーザーの僕にとっては「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」以外の選択肢なく即購入を決めました。
ライバルは「WF-1000XM3」?
「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」の対抗馬としてよく比較されるSONYのが「WF-1000XM3」です。
なかなかの評判だったので実機を試聴してきたところ、音質以外の全ての点において「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」のほうが上でした。
一番の決め手はデザイン。まぁこの点は好みの問題になりますが、装着したときのスタイリッシュさは「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」の圧勝でした。(※あくまでも個人的に)
ただ音質に関しては圧倒的に「WF-1000XM3」のほうが優れているので、音質重視の場合はこちらをおすすめします。
「AirPods Pro」開封
相変わらずAppleらしいお洒落なパッケージに包まれた「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」を開封していきます。
心躍る瞬間とはまさにこのこと!
同封される付属品
パッケージを開封すると下記のものが同封されています。
- AirPods Pro
- ケース(充電器)
- イヤーチップ(S/M/L)
- Lightningケーブル(USB Type-C)
LightningケーブルはUSB Type-C
充電に使う「Lightningケーブル」がこれまで主流だったUSB Type-Aではなく新しい規格のUSB Type-Cになっています。
また電源アダプタが同梱されていないので、もし手元にあるアダプタがUSB Type-Aの場合は別途購入する必要があります。
USB Type-Cの電源アダプタはApple純正品を買っておけばまず間違いありませんが、ちょっと高い。
しかし最近はサードパーティ製の商品も優秀な物が多いので検討するのもありですね。
ちなみに僕は純正品ではなく「Anker PowerPort III Nano」を使用しています。
純正品に比べて安くてコンパクトなのでおすすめです。
ステータスランプで充電状況確認
このように手のひらサイズでかなりコンパクト。スタイリッシュなフォルムもさすがAppleといった感じですね。
このケースは充電器でもあるのですが、中央にあるステータスランプの色で本体とケースの充電状況が確認できます。
緑→フル充電
オレンジ→フル充電に満たない
白→デバイスに接続可能
取り出し方にコツあり
ケースから取り出すときは、真上に引き抜こうとすると引っかかってスムーズに取り出せません。
手前に倒すイメージで引き抜くとスムーズに取り出し可能です。
コンパクト&シンプルなデザイン
ご覧ください、全く無駄のないフォルムに鞄のなかで迷子になるほどの小ささ。
AirPods時代によく揶揄されていた「うどんっぽさ」はかなり薄まりました。
「AirPods Pro」の良いところ
僕の場合、「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」の主な利用シーンは3つ。
- 運動中
- 作業中
- 移動中
購入から1年以上、ほぼ毎日かなりハードに使用してきました。
結論からいうと、買って大満足。
運動しても落ちない
僕は耳の穴が大きいのか形が人と違うのか、「AirPods」や「EarPods」がすぐに耳から落ちてしまい使い物になりませんでした。
しかし今回の「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」はカナル式になっているため落ちる心配なし!
しかもイヤーチップが3サイズもあるので、自分の耳に合うサイズのイヤーチップを装着すれば鬼に金棒。
一番大きなLサイズに交換して装着したところ、僕の耳でも完璧にフィットしてくれました。
ジョギング中も外れたことはありません!
ちなみにイヤーチップは正円ではなく楕円になっているので、角度を合わせないとスムーズに装着できません。
ノイズキャンセリングが凄い
ノマドワーカーの僕はノートパソコンがあれば自宅以外のどこでも仕事ができるため、カフェで作業することがとても多いです。そのときに気になるのが騒音です。
午前〜昼過くらいまでカフェで作業することが多いのですが、賑やかなグループが近くに座ると作業どころではなくなります。わざわざ店を出て移動するのも面倒くさいけど、集中もできない…。
そんなときにあると便利なのがノイズキャンセリング機能です。
最近はノイズキャンセリング可能なイヤホンが増えましたが、この「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」のノイキャンがとにかく凄い。
ノイキャンをオンした瞬間、世界から雑音が消えます。
外部の雑音を雑音で打ち消してくれるので装着するだけでも耳栓として使えますが、音楽を流せば外部の音はほとんど聞こえなくなります。
実際にカフェや飲食店で使用しましたが、かなり集中して作業することができました。
「AirPods Pro」のイマイチなところ
単体で音量調整できない
この「ステム」と呼ばれる少し凹んでいる部分に感圧センサーが仕込まれていて、ここを押すと再生や停止、曲送りなどの操作が可能です。
しかし、肝心の音量調整ができない。
僕は移動中やジョギング中に使用することが多く、音量を上げたり下げたりしたいときが多々あります。
その都度iPhoneを取り出す必要がありとても面倒くさい。これはかなりユーザビリティに影響を及ぼします。
Siriを呼び出せば音量調整できますが、電車の中だと独り言う変なやつ扱いされるのでとても恥ずかしいです。
バッテリーの減りが早い
公式の仕様では 1 回のフル充電で最大 4.5 時間の再生、3.5 時間の連続通話が可能となっていますが、これが思いのほか短い。
実際に使ってみると本当にすぐ充電がなくなります。
ケースに入れて5分ほど充電すれば1時間再生可能ですが、こまめにケース自体を充電しておかないとここぞというときに使えないことがあります。
ケースが傷つきやすい
使い始めた当初はそのまま鞄やポケットに入れて使用していましたが、これが失敗。
ご覧の通りたった1週間ほどで傷だらけになってしまいました。
今は保護ケースに入れて使用していますが、最初から入れておけばよかった…。
傷が気になる人に保護ケースはマストアイテムです。
ちなみに僕が現在使用しているケースはSpigenというメーカーの「アーバンフィット」というケースです。
こちらの記事でレビューしているので興味ある方人はぜひご覧ください。
外したときに裏返るときがある
「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」はとてもフィットするのでそこそこ激しい運動をしても外れることはありません。
しかし長時間装着していると汗でさらに耳の穴に密着するので、外したときに思いっきり裏返ることがあります。
これを他人に見られたときの、なんとも言えない恥ずかしさ。
何なんでしょうかあの感じ…。
落下の衝撃に要注意
使い始めて1年半経過したある日突然、左耳だけ聞こえなくなりました。
再起動や設定リセットを試みましたが改善しないのでアップルストアへ持ち込んでみてもらったところ、左耳だけ故障していてペアリングができない状況でした。
思い返せば何度か左耳だけ地面に落としてしまったことがあったので、その衝撃が原因だったのかもしれません…。
すでに保証は切れているので、¥10,780で有償交換と痛い出費となりました。「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」を使うときは、落下させないように注意しましょう。
アップデートで進化し続ける「AirPods Pro」
Appleの凄いところはソフトウェアのアップデートで劇的にパワーアップさせるところです。
この「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」も例外ではなく、アップデートで常に進化し続けています。
空間オーディオ
音声が立体的に聞こえる『空間オーディオ』という機能は、映画をとんでもない迫力と臨場感で視聴することができます。
しかし現段階では全ての動画コンテンツが対応しているわけではなく、コンテンツ自体が5.1chサラウンドである必要があります。
まだ対応している動画サービスも少ないので、これから増えることを期待したいと思います。
自動切り替え
複数のデバイス間で「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」の接続を自動的に切り替えてくれます。
例えば「iPad」で音楽を聴いていて、そのまま「iPhone」で音楽を再生すると自動的にiPhoneに接続が切り替えられます。
今まではデバイスを切り替える際、その都度Bluetoothで接続し直す必要があったので、かなり便利な機能です。
音質カスタマイズ
相変わらず他のワイヤレスイヤホンに比べると音質は劣っていますが、先日のアップデートでも「カスタムオーディオ」という項目から自分に適した音質にカスタマイズができるようになりました。
確かに聴きやすくはなりますが音質がよくなるというわけではないので、音質をこだわりたいなら他の商品の検討をおすすめします。
まとめ
若干使いにくい点もありますが、Appleのことなのできっとアップデートで改善してくれるでしょう。
もし購入を迷っている方がいるなら自信を持っておすすめできるワイヤレスイヤホンです。
特にiPhoneを使っているクリエイター(ノマドワーカー)は「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」一択で間違いないでしょう。