Youtubeの動画や映像制作の案件を受けるときに必要になる楽曲(BGM)。
無料でダウンロードできるサイトは、商用利用ができなかったりクレジット表記が必須だったりと何かと制限が多く、楽曲のクオリティもいまいちなサイトが多いです。
最近ではハイクオリティなサブスク型の有料サイトも増えてきてはいますが、使える媒体が限られていたりクライアントワークに使用できなかったりとこちらも面倒くさいサイトが多いです。
僕は動画制作に使うBGMをどうしているのかといいますと、ロイヤリティフリーの有料サイト『Artlist(アートリスト)』をメインで使用しています。
Artlist(アートリスト)の特徴
料金がリーズナブル

『Artlist(アートリスト)』はサブスク型の有料サイトで、契約することでロイヤリティフリーの「音楽(BGM)」と「効果音」をダウンロードして使用できます。
プラン | 音楽と効果音 | 音楽だけ | 効果音だけ |
---|---|---|---|
年間利用料金(月額) | $299($25) | $199($16.60) | $149(12.41) |
音楽ライセンス | ○ | ○ | × |
効果音ライセンス | ○ | × | ○ |
プラン表では月額に換算した金額が目立つように表記されていますが、支払いは年間一括払いのみなので要注意。
ちなみに僕は音楽だけのプランを利用しています。
効果音は今のところ利用頻度が少ないのでフリー素材でなんとかしていますが、『Artlist(アートリスト)』の効果音はクオリティが高いのでいずれ利用することになると思います。
ライセンスが寛大

『Artlist(アートリスト)』はかなり寛大なライセンスとなっていて、幅広い場面で楽曲を利用することができます。
- 世界中のありとあらゆるプラットフォーム・プロジェクトで使用できる
- 契約中にダウンロードした楽曲はサブスク解約後も永久に使用できる
- 商用利用はもちろん、クライアントワークにも使用できる
- 楽曲を使用した動画の収益化(Youtubeなど)もできる
- 法人契約すれば従業員も全員使用できる
- 有料広告・ブランド広告に使用できる
- 楽曲を編曲することができる
- 1日40曲までダウンロードできる
- クレジット表記は不要
ほかにも何社か有料サイトをサブスク契約していますが、ここまで自由度が高いのは『Artlist(アートリスト)』だけです。
ウェブ、映画、テレビ、バーチャルリアリティ、ビデオゲーム、モバイル、まだ発明されていないプラットフォーム(何それ!?) など
ただし『Artlist(アートリスト)』が定義する不適切なコンテンツには使用することができませんので要注意です。
暴力や煽動、ポルノ、猥褻、人種差別、またはグループに対する憎悪を主張するコンテンツ
ライセンスの詳細に関しては、こちらのページでご確認ください。※英語です
楽曲がハイクオリティ
『Artlist(アートリスト)』の楽曲は多くの有名メーカーや一流ブランドがプロモーションに使用しています。
これを観るだけで楽曲のクオリティの高さがわかると思います。
こんなハイクオリティな楽曲が14000曲以上もあって、使いたい放題なんです。

さらに毎週どんどん新曲が追加されています!
ほかにも楽曲使用例を見たい方はこちらのページをご覧ください。
Artlist(アートリスト)を使ってみた感想
こちらの動画は僕がプロデュースしているYoutubeチャンネルです。もちろんこのチャンネルのBGMも『Artlist(アートリスト)』でダウンロードしました。
Youtube以外のクライアントワークにも、ほぼほぼ『Artlist(アートリスト)』の楽曲を使用しています。
さらに毎週様々なジャンルの新曲が追加されるので、BGMが枯渇することはまずないでしょう。
ただし、楽曲数が多いだけに難点も…。
検索が大変
『Artlist(アートリスト)』は楽曲数が多すぎて検索がかなり大変です。
ムードやジャンル、テンポや時間などで絞り込みは可能なのですが、ちょっと慣れが必要かもしれません。
これからも毎週新曲が追加されるので、運命の一曲が埋もれてしまわないように気をつけましょう。
「Similar songs」が便利
前述したとおり楽曲の検索は大変なのですが、気に入った曲によく似た楽曲を探してくれる「Similar songs」という機能を使えばとても時短になります。

楽曲一覧ページで気に入った楽曲の曲名とアーティスト名の部分をクリックします。

するとページの右側部分に「Similar songs」と表示され、よく似た楽曲を提案してくれます。
これがかなり便利で楽なのでよく使っています。
日本語に完全対応してない
『Artlist(アートリスト)』は一応日本語サイトにはなっているのですが、必要最低限のみ日本語化されているだけでライセンスページなど重要なページは英語のままとなっています。
またカテゴリーも英語と日本語が入り混じっていたりするので少しわかりづらい部分もあります。
英語でも十分使えるので支障はありませんが、個人的にはちゃんと日本語に対応してくれると助かります。
まとめ
もしYoutubeや動画制作のBGMにサブスク型有料サイトの利用を検討中であれば、僕は『Artlist(アートリスト)』をゴリ押しします。
ハイクオリティ&ロープライスとはまさにこのサイトのことでしょう。とにかくセンスのいい楽曲が多いので、作業用BGMとして使うのもおすすめです。
下記のリンクからサブスク登録すると2ヶ月分の無料期間がもらえるので、ご利用をお考えの方はぜひご活用ください。