本記事のリンクには広告が含まれています。
ラバーバンド(ラババン)とは?
アーティストやバンドの定番グッズとしてライブキッズを中心に大人気のラバーバンド (通称ラババン)。
ライブ会場では当たり前のように販売され、ライブハウス周辺では大量のラババンをつけたリュックを背負うライブキッズをよく見かけます。
今でこそ物販やファッションアイテムとして販売されるのが普通になったラバーバンド(ラババン)ですが、一体いつから何がきっかけで流行り始めたのでしょうか?
そこで記事ではラバーバンド(ラババン)について詳しく解説します。
ラバーバンド(ラババン)の歴史
現在アーティストやバンドのグッズとして販売されているラバーバンドは、ロゴやイラストなどが彫られたシリコン樹脂製のリストバンドのことを指し、もともとは売上金の一部を寄付とするチャリティーアイテムとして世界中に広まったと言われています。
- LIVESTRONG
- ホワイトバンドプロジェクト
上記チャリティーにスポーツ選手や芸能人が賛同してリストバンドを身に着けたことにより、ラバーバンド(ラババンはファッションアイテムとしても認知されはじめました。
また、1990年代にアイバーソンなどNBAの選手たちが「W.W.J.D.」と書かれたブレスレットを着用し、それを日本のストリート系ファッション好きの若者たちが真似しはじめて「W.W.J.D.」のリストバンドが大流行します。
僕もつけてました!
「W.W.J.D.」は布製のリストバンドが主流だったのですが、シリコン樹脂製のリストバンドもアパレルショップで販売されはじめ、シリコンバンド=ファッションアイテムという認識が日本のファッションシーンで浸透していきました。
その後、アーティストやバンドがオリジナルグッズとして販売し、近年では夏フェスなどの音楽イベントがイベントグッズとしても販売しはじめ急速に音楽シーンに浸透していきました。
シリコン樹脂製ということからシリコンバンドと呼ばれることもありますが、近年はラバーバンド (ラババン)という呼び名に変わりライブキッズたちを中心に大流行しています。
ラバーバンド(ラババン)が人気の理由は?
ラバーバンド(ラババン)なぜここまでライブキッズたちに人気なのか、主な理由をまとめてみました。
- 価格が安く気軽に買える
- バリエーションが豊富
- ファッション性がある
- コレクション性がある
- 好きなバンドをアピールできる
ラバーバンド(ラババン)の太さ・幅
ラバーバンドの幅は8mm/12mm/20mm/24mmが基本的なバリエーションになりますが、物販で販売されている定番の幅は12mmと24mmの二種類になります。
12mm
12mm幅のラバーバンドは昔からの定番の太さです。今でもこの太さのラバーバンドは需要があり、シンプルでスタイリッシュな印象です。
24mm
近年のラババンブームで圧倒的に人気の24mm幅。
特にライブハウスや夏フェスなどで活躍するバンドのラバーバンドはほとんどがこの24mm幅となっています。
ラバーバンド(ラババン)の文字入れ方法
デボス加工+色挿し
金型でラバーバンドの表面をへこませてインクを流し込む方法で、もっとも主流の加工方法になります。
あまり細かなデザインには向いていませんが、工場の技術力の向上によりかなり細い線まで表現可能です。
エンボス加工
最近増えてきたのが、デボス加工とは逆にラバーバンドの表面を盛り上がらせて色を乗せる加工方法になります。目新しさはありますが、デボス加工よりもさらに細かい表現が苦手です。
シルクプリント
フラットなままの表面にシルクプリントで印刷する方法です。デボスやエンボスに比べるとかなり細かいデザインまで再現することができます。
しかし摩擦に弱いため、プリントが擦れて薄くなりやすいといったデメリットもあります。
ラバーバンド(ラババン)の加工
変形加工(ダイカット)
ラバーバンドの輪郭を変形させて特殊な形状に加工した状態のラバーバンドです。変形加工は装着時に破損しやすくなるため注意が必要です。
変形加工(ダイカット)ラバーバンドについて詳しく知りたい人は「変形ラバーバンド(ダイカットラババン)の特徴とメリット・デメリット」をご覧ください。
マーブル加工
複数の色を混ぜあわせる加工方法です。色数は何色でも選ぶことができますが、色数が少ないほうが綺麗なマーブルを表現できます。
2〜3色がおすすめ!
また色同士の境界線をグラデーションのように混じり合わせるのではなく、くっきりと2トーンに分けることも可能です。
マーブル加工ラバーバンドの特徴・メリット・デメリットについて詳しく知りたい人は「マーブルラバーバンド(ラババン)のメリット・デメリット」をご覧ください。
蓄光加工
蓄光加工はライブハウスなど暗い場所でぼんやりと光りを放ちます。変わり種で面白いのですが、ぼんやりと光る程度なのでそこまでインパクトはありません。
ラバーバンド(ラババン)の収納方法
近年コレクション性も持ち始めたラバーバンドですが、ライブキッズたちの間ではその収納方法にも注目が集まっています。
ラバーバンド(ラババン)リュックがキッズに人気
リュック・バックパックのストラップにラバーバンドをつけてファッションとして楽しむライブキッズが増えています。
その日の気分でラババンの組み合わせを変えたり、その対バンにあわせることでライブの楽しみが倍増します。
ラバーバンド(ラババン)をつけることができるリュック・バックパックの条件、選び方、おすすめのメーカーなどについて詳しく知りたい人は特集記事「ラバーバンド(ラババン)をつけられるリュック・バックパックの選び方とおすすめブランド7選」をご覧ください。
ラバーバンド(ラババン)の販売価格
アーティストやバンドによって販売価格は様々ですが、定価500円〜800円で販売されていることが多いようです。
また限定品や希少品はメルカリやオークションサイトなどで高額取引されていることもあります。
ラバーバンド(ラババン)はどこで買える?
アーティストやバンドのライブ会場(物販)で販売されています。ライブ会場まで足を運べない場合はオフィシャルの通販サイトでも購入できます。
ライブ会場限定のラババンや、通販では販売されていないラババンが欲しい場合はオークションやメルカリで購入する方法もあります。
オークション
現在ヤフオクやモバオクなど様々なオークションサイトがありますが、「オークファン」を使えば各サイトの出品価格や相場を調べることができます。
メルカリ
フリマアプリとして人気のメルカリでもラババンが数多く出品されています。価格が釣り上がるオークションよりも安価で販売されている場合もあるので、目当てのラババンがあるなら先にメルカリで探してみるのもおすすめです。
ラバーバンド(ラババン)関連グッズ
ラバーバンド キーホルダー
ラバーバンドはリストバンドなので腕につけて楽しむのが一般的ですが、タワレコが開発した「ラバーバンドキーホルダー」を使うと、何とキーホルダーに早変わり!
ラババンキーホルダーについて詳しく知りたい人は「ラバーバンド(ラババン)キーホルダーの特徴と使い方」をご覧ください。
オリジナルラバーバンド(ラババン)の作り方
ラバーバンド(ラババン)はオリジナルデザインで製作することが可能です。
業者によっては50個の小ロットから製作可能ですが単価がかなり高くなるので、200個以上の製作がおすすめです。
僕が運営している「4NOW」では、デザイン込み&低価格でラバーバンド(ラババン)を製作しています。
デザインから入稿まで丸投げOKなので、オリジナルラバーバンド(ラババン)を作りたい人はぜひご覧ください。
まとめ
ラバーバンドはバリエーションが増え、様々な収納グッズが販売されるなど勢いが増しています。
製作費も比較的安く押さえることができるので、アーティストやバンドのグッズを作る場合はぜひラインナップに加えてみてください。