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Apple Watch Nike Series 6 レビュー | 通常モデルのアップルウォッチとの違いは?
先日ついに40歳になったのですが、この歳になると昔に比べて体力の衰えを感じる機会が増えてきた気がします。
このまま老いてしまうのか…
という漠然とした危機感を感じたので、2020年の春頃から「フルマラソンを完走する」という大きな目標を掲げてランニングを始めました。
しかし飽き性で面倒くさがり屋の僕にとっては、毎日ランニングを続けるというのは非常に困難なことであります。
僕のような人間が物事を継続する方法は「楽しむ」か「習慣化する」のどちらかしかないと考えています。
では、どうすればランニングを楽しみながら習慣化することができるのか…?
その答えは「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を買うことでした。
そこでこの記事ではめんどくさがりな僕の生活習慣を変えた「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」のレビューをお届けします。
Apple Watchを選んだ理由
自動でログをとるため
冒頭でも書きましたが、飽き性で面倒くさがり屋な僕がランニングを継続していく方法は、ランニングを「楽しむ」か「習慣化する」しかないと考えています。
ではどうすれば楽しむことができるのか。
- 格好いいランニングウェアで走る
- ランニング中の景色を楽しむ
- ランニング後にビールを飲む
などなど、ランニングの楽しみ方も色々あるなかで、僕は「自分自身の成長」を楽しむことにしました。
昨日と同じ距離を走ったのに今日はあまり疲れてないとか、同じ距離を昨日より早く走れたとか、自分の成長を見える化できればきっと楽しいはずです。
そこで辿り着いた方法が、スマートウォッチでランニングのログを自動でとるということです。
この「自動で」というのが重要なポイントで、僕の性格上、ノートや手帳に自ら記録するのでは絶対に長続きしません。
しかしスマートウォッチであれば手首につけるだけで勝手に記録してくれるんです。
最高じゃないですか!
ということでまずはスマートウォッチを探すことにしました。
Apple製品との親和性の高さ
最近ではスマートウォッチもさまざまなメーカーから販売されています。
しかし僕は古くからのAppleユーザーであるうえに、iPhoneと「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」と「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」の組み合わせは最強のトリオだという噂です。
「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」を購入したときに実感しましたが、Apple製品同士の親和性の高さは間違いありません。
ということで迷うことなく「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を購入することにしました。
通常モデルとNikeモデルの違い
「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を購入する目的はランニングの記録、つまりスポーツログを取るためです。
スポーツといえば、Nikeっしょ!
という薄い理由でNikeモデルを購入することにしたのですが、通常モデルとの違いは4つあります。
- Nikeオリジナルの文字盤
- Nikeのロゴが入っている
- Nike専用バンド(スポーツバンド/スポーツループ)
- 「Nike Run Club」アプリがインストールされている
(3)と(4)は通常モデルでも手に入れることができますが、(1)と(2)に関してはNikeモデルでしか手に入れることができないメリットになります。
Nikeモデルは「アルミニウムケース」しかなく、カラーは「シルバー」と「スペースグレイ」しか選べないという制約もあるので要注意です。
「Apple Watch Nike Series 6」 開封
それではさっそく開封の儀とまいりましょう!
Apple Watch本体
Apple Watchは本体サイズが2種類あり、40mmと44mmから選べます。スマートフォンのようにタッチパネルでの操作になるため、液晶が大きいほうが操作しやすいだろうと考え44mmを選びました。
実際に手にとってみると44mmでも十分に小さくてスタイリッシュです。
磁気充電ケーブル
「iPhone」や「AirPods Pro(エアーポッズプロ)」はライトニングケーブルでの充電になりますが、「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」には専用の磁気充電ケーブルが付属しています。
スポーツバンド
Nikeモデルのバンドには「スポーツバンド」と「スポーツループ」の2種類があり、今回購入したのは「スポーツバンド」です。
「スポーツバンド」は耐久性の高い高性能フルオロエラストマーで作られています。また通気穴で通気性を確保しているのでランニングなどの運動をしたときのムレを軽減できそうです。
「Apple Watch Nike Series 6」の初期設定
iPhoneユーザーの場合、電源を入れて指示に従うだけで簡単にペアリングすることができます。
このあたりがApple製品同士の親和性の高さですね。
「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」に表示された模様を「iPhone」でスキャンするだけでペアリング完了。
基本的に設定は「iPhone」側でおこないます。
本体にバンドを装着する方法はとても簡単。本体の溝にバンドをスライドさせるだけです。
簡単に取れてしまうんじゃないかと思われそうですが、脱着ボタンを押さない限り外れることはありません。
このように「スポーツバンド」は外側から内側へ通す仕様なので、慣れるまで若干違和感を感じるかもしれません。
「Apple Watch Nike Series 6」の良いところ
「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を購入してから1年ほど経過しました。
結論からいうと、買って大正解!
運動のログを取るために「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を買ったわけですが、実際に使ってみると他にも便利な機能がてんこ盛りでした。
もう手離せない!
運動には「ワークアウト」
もともと僕はランニングのログを記録するために「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を購入したわけですが、標準アプリである「ワークアウト」が非常に便利です。
ウォーキングやランニングをするときにアプリを起動してワークアウトをスタートすれば、走った距離・時間・消費カロリーなどのログは全て自動で保存されます。
ワークアウトのログは「iPhone」のヘルスケアというアプリの「アクティビティ」でいつでも確認することができます。
僕の場合、毎日の朝散歩と夕方のランニングを合わせて1日合計3kmの運動を目標にしているのですが、月の平均が3kmを上回っているととても達成感を感じることができて継続にも繋がります。
睡眠の状況を把握できる
僕は常日ごろ良質な睡眠を取ることを心がけているのですが、「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」をつけて寝ることで睡眠ログを記録することができます。
こちらが直近1週間の僕の睡眠ログです。
このように何時に就寝して何時に起床しているのかを自動で記録してくれます。
Netflixの韓国ドラマにハマってしまいここ1週間ほど睡眠時間が短めでしたが、昨日見終わったことで睡眠時間を取り戻しているのが丸わかりです。
また最近は「AutoSleep」というアプリを使い始めたのですが、これまた優秀で完璧に自分の睡眠状況を把握できています。
ちなみに睡眠中の心拍数も記録できるのですが、変な夢をみると心拍数が上がることを確認済みです。
「アラーム」がパワーアップ
「iPhone」のアラーム機能を目覚まし時計として使っている人は多いと思いますが、「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」をつけて寝るとこのアラーム機能が劇的にパワーアップします。
なんとアラームで設定した時間になると、振動で起こしてくれるのです!
実際に体験するとわかるのですが、びっくりするほど目が覚めます。
電子マネー(SUICA/PayPay)が便利
「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」でぜひ設定して欲しいのが「SUICA」や「PayPay」などの電子マネーです。
決済のときにスマホを取り出すという単純な動作がなくなるだけで、めちゃくちゃ楽になります。
「PayPay」は店側にバーコードを読み込んでもらう決済方法のみとなるのでユーザースキャン決済はできないのと、GPSモデルの場合はスマホが近くにないと使えないので要注意です。
シンプルに「時計」が便利
僕は携帯電話さえあれば時間がわかるので、かれこれ20年以上腕時計を使ってきませんでした。
そもそもファッション的な意味合い以外で腕時計の存在意義すらないと思っていました。
しかし「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を使ってみてその考えは覆されました。
電子マネー決済と同様、スマホを取り出すという単純な動作がなくなるだけで本当に楽なんです。
Macの「ロック解除」が便利
Macユーザー限定のメリットとなりますが、Macをパスコードや指紋認証でロックをしている場合、「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を装着していると自動でロックを解除してくれます。
これ、めちゃくちゃ便利です。
とくにスリープ設定からの復帰がスムーズで、Macでクリエイティブな作業をしているとかなり生産性が向上します。
音楽アプリの操作が楽ちん
今まではiPhoneで音楽を聴くときにiPhone本体で操作をしていましたが、「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」上で選曲や音量操作ができます。
これ、めちゃくちゃ楽ちんです。
「Apple Watch Nike Series 6」のイマイチなところ
キーボードが打ちにくい
これは「Apple Watch」本体ではなくNikeのスポーツバンドの欠点なのですが、バンドの重なる部分が盛り上がっているのでキーボードを打つときにデスクに干渉してしまい、めちゃくちゃ違和感があります。
デスクワークに支障をきたすレベルで気になるので、現在はApple純正の「ブレイデッドソロループ」につけ替えて使用しています。
使い方によっては充電の減りが早い
色々と設定をいじることで省エネ対策することもできるのですが、「ワークアウト」などのアプリを使用しているとかなりの速さで充電がなくなります。
使いはじめの頃はうっかり充電を忘れてしまい、いつの間にか電源が切れていることがよくあったので、今は装着時以外は常に充電するようにしています。
「Apple Watch Nike Series 6」の保護ケースは使ったほうがいい?
この写真は新品の保護ケース「BARIOUS BARIGUARD3 for AppleWatch」を2ヶ月間使ったケースですが、ご覧の通りかなり傷が目立ちます。
僕が購入した「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」はアルミニウムケースなので、裸で使っていたらきっと傷だらけになっていたことでしょう。
この保護ケースのレビューは「BARIOUS BARIGUARD3 for AppleWatch レビュー | アップルウォッチ用防水保護ケース」をご覧ください。
まとめ
ランニングを継続させることを目的に購入した「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」ですが、飽き性で面倒くさがりな僕がおかげさまでランニングを半年も継続することができています。
フルマラソンも夢じゃない!
正直まだまだ使いこなせてない機能がたくさんあり、これからもどんどんアップデートされていくでしょう。
スマートウォッチを検討しているiPhoneユーザーには「Apple Watch(アップルウォッチ)Series 6」を自信をもっておすすめさせていただきます。