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デスクツアー | デザイナー・動画クリエイターに最適化した作業環境で快適にテレワーク
2020年から続くコロナ禍で、テレワーク・在宅勤務・リモートワークになり自宅で仕事をする人が急激に増えました。
僕はクリエイターとして長年自宅で仕事をしてきましたが、作業環境の快適さは仕事の作業効率・生産性に直結します。
そのなかでもとくに重要視しているデスク周りは、自分への最適化を徹底的に追求し日々アップデートしています。
- 雰囲気(大事!)
- 利便性
- 拡張性
最適化した自慢の仕事部屋やデスク周りの写真をInstagramにアップすると、ほかの写真に比べてエンゲージメント(特に保存件数)があきらかに多くなります。
デスクツアーに関心がある人が多いのでしょう!
そこでこの記事では、僕が実際にデザイン制作・動画編集・ブログ執筆などに使用しているクリエイターに最適化したデスク周りの環境をご紹介します。
デスク(DIY)
日々の作業拠点となるデスクに関して、僕がもっとも重視したのはデスクサイズです。
僕はデスクで色んな作業をします。
- デザイン制作
- 写真・動画編集
- ブログ執筆
- イラスト制作
- アイデア出し
- 読書
- DIY(レザークラフト・工作)
- 物撮り など
僕はとても面倒くさがりなので、全ての作業を1台のデスクで完結させることにこだわりました。
間取りを考えながら検討した結果、横幅2000mm×奥行き600mmのデスクが理想的であるという結論に至ったのですが、収納力やデザインもデスクを選ぶうえで重要な要素です。
しかし僕の求める条件を全て満たすようなデスクは市販品ではなかなか見つかりません…。
ないなら作ればいい!
ということで、ホームセンターで材料を購入して自分で作っちゃいました。
天板
天板には横幅2000mm×奥行き600mm×厚さ30mmの「タモ集成材」を使用しました。
ホームセンターではよくパイン集成材が安価で売られていますが、デスクの天板には不向きです。
天板にはウォールナット・ゴム・タモの集成材(厚さ25mm以上)がおすすめです!
天板の塗装に使用した「オスモカラー ウッドワックス」は、塗装面に撥水性を持たせることができるのでデスク天板にも適した塗料です。
これまで色々な塗料で木材を塗ってきましたが一番のお気に入り塗料です。
デスク収納
デスク下はスペースをなるべく有効活用したいので、IKEAの「ALEX」とイレクターパイプで自作した「収納棚」を脚代わりに使用しました。
横幅2000mmと大型なので、たわみ防止対策としてIKEAの「ADILS」で天板の中央を支える構造にしています。
足元にはニトリのごみ箱「グレインS」、そして「ALEX」の側面にニトリの「高さ調整ティッシュケース」を加工して取り付けています。
デスクシェルフ
デスク上を整理するためのデスクシェルフは、ホームセンターの端材売り場でかき集めた材料で作りました。
かかった費用は2000円!
デスクシェルフはモニターを置く用途で使用することが多いですが、僕の場合はちょっとした物置きスペースとして使用しています。
奥行きが150mmしかないため大きなものは置けませんが、このちょっとした物置スペースがあるとかなり利便性が向上します。
デスクシェルフの手前は奥行き450mmほどのスペースを確保できるので、キーボードを移動させるだけで瞬時に作業スペースを作ることができます。
ケーブル・配線整理
天板の裏面にはケーブルなどの配線整理のためサンワサプライの「メッシュケーブルトレー」を取り付けています。
機材が増えるとどうしてもケーブルがごちゃごちゃしてしまうので、見えない部分でもなるべくスッキリさせたいところです。
配線整理に必須なのが「ケーブルクリップ」です。
デスク周り以外でも使う機会が多いので、Amazonでの大量購入がおすすめです。
また複数のケーブルを1つにまとめることができる「ケーブル収納スリーブ」も配線をスッキリさせることができます。
最近は100均でも配線整理に役立つ商品が充実しているのでチェックしてみてください。
デスクライト
デスクライトは手元をしっかりと照らせる明るさは大前提として、同時にインテリアとしての役割も大きいと思っています。
かなり探し回りましたが満足できる商品がなかったので、市販のLED蛍光灯とライトカバーを組み合わせて自作しました。
LED蛍光灯は「器具一体型 LED蛍光灯」です。
安価な割に3段階調光が可能で、横幅が1200mmとデスクの半分以上の広範囲を照らしてくれます。
このLED蛍光灯にパナソニックの「蛍光灯用 ガード」を組み合わせるとあら不思議、インダストリアルなデスクライトの完成です。
ただそのままの色だと部屋の雰囲気にマッチしないので、LED蛍光灯はマットなODカラーに、ガードは「アイアンペイント」でマットブラックに塗装しました。
デスクチェア
エルゴヒューマンプロ
長らく使っていた安物のデスクチェアが故障したので、「エルゴヒューマンプロ」にアップグレードしたのですが、これがめちゃくちゃいいんです。
もっと早く買っておけばよかったと後悔しています。
全体的に疲労感が軽減するのですが、とくに首・肩のこりと腰痛が劇的に改善しました。
僕のように長時間デスクワークする人は、椅子だけはケチらずに高品質かつ自分にあったものを断然おすすめします。
詳しいレビューは「エルゴヒューマンプロ レビュー | 他モデルとの違いや正しい座り方・調整方法」の記事をご覧ください。
また「エルゴヒューマンプロ」はかなり重量があり、そのままキャスターを転がすとクッションフロアが歪んでしまうため、透明の「クモリ(Kumori) チェアマット」を敷いています。
フットレスト
デスクの高さに椅子を調整すると足が床から浮いてしまうので、「セノヴィ フットレスト」を使用しています。
とても軽くて足て位置や角度を簡単に調整できるので重宝しています。
どんなに高品質なデスクチェアを使っていても姿勢が良くないと意味がないので、自分に合った正しい姿勢の追求をおすすめします。
ノートPC(メインマシン)
MacBook Pro(15-inch, 2019)
仕事で使用しているメインマシンは「MacBook Pro(15-inch, 2019)」です。
専門学校時代から、かれこれ20年以上Macユーザーです。これからもずっとMacユーザーでしょう。
初めて買ったのはeMac!
2年間だけWindowsと併用した時期もありましたが、ちょっと自分には合いませんでした。
BoYata ノートパソコンスタンド
MacBook Proは発熱が凄いので、放熱性を高めるため「BoYata ノートパソコンスタンド」を使用しています。
高さはミリ単位で自由自在に調節できますが角度は調節できません。
タブレット
iPad Pro(12.9インチ)
主にデジタルイラストを描くために「12.9インチiPad Pro (Wi-Fi, 1TB) – スペースグレイ」を使用しています。
Apple Pencil(第2世代)
初代iPadを買ったときにスケジュール管理含めて全てのデジタル化しようと試みたのですが、書く(描く)ということの重要さを痛感しデジタル化を断念しました。
しかし「Apple Pencil」の登場で状況は一変。デジタルとアナログのハイブリッドスタイルが可能になりました。
これまでアナログ手帳で管理していたスケジュールやタスクも、自作したデジタルプランナーですべてデジタル化しました。
これがもう、最高なんですよ。
詳しくは「デジタルプランナー2022 | iPadとGoodNotesで使える無料サンプル配布中」で解説していますので、スケジュール帳のデジタル化に興味がある人はぜひご覧ください。
エレコム 液晶保護フィルム『ファインティアラ』
僕は液晶画面に何かを落としがちなので、画面保護にエレコムのフィルム「ファインティアラ」を使用していました。
しかし、なにも貼ってない状態より滑りやすくなることが発覚したので、今はなにも貼らずに使用しています。
エレコム 超強力クロス
保護フィルムを貼らずに使用し始めてから困ったのが指紋です。液晶が綺麗なのでとにかく指紋が目立つ…。
ということで電気屋で購入したのがエレコムの「超強力クロス」です。
これ、iPadユーザーにめちゃくちゃおすすめです。ビックリするくらい指紋が綺麗に拭き取れます。
Parblo タブレットスタンド(PR100)
「iPad Pro」は基本的に自宅内でしか使わないのでケースは付けず、「Parblo タブレットスタンド(PR100)」を使用して手書きに最適化しています。
プラスチック製なので耐久性はやや不安ですが、15〜90°で自由に角度をつけることができるので使い勝手はいい感じです。
モニター・ディスプレイ
Dell 4Kモニター 27インチ U2720QM
外部モニターは「Dell 4Kモニター 27インチ U2720QM」をメインディスプレイに設定し、解像度はWQHDで使用しています。
高解像度に設定するとワークスペースは広くなるものの、めちゃくちゃ目が疲れるので個人的にはWQHDがベストです。
サブディスプレイとして使用しているMacBook Proの解像度はデフォルトのままです。
もともと音楽関連のデザイン制作が多いのですが、ここ数年でイベントフライヤーやポスターなどを印刷せずにウェブ使用のみというクライアントが増えてきたため、最低限の色域をカバーできていればいいと判断して「Dell 4Kモニター 27インチ U2720QM」を選びました。
スリムなベゼルに主張しないロゴ、何よりコスパ最高。今後の仕事の内容によってはカラーマネジメントモニターを追加する可能性はありますが、それでもこのモニターは使い続けると思います。
エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム
デスク上のスペースをなるべく広く取るために「エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム」を使用しています。
モニターの高さや角度などを自由自在に変えれるので、必要に応じて瞬時にデスクスペースを広くすることができます。
スピーカー
Bose Companion 2 Series III
「Dell 4Kモニター 27インチ U2720QM」にはスピーカーがついていないので、「Bose Companion 2 Series III」を使用しています。
音の割に高価ですが、PCスピーカーとしては優秀です。
キーボード・マウス
Magic Keyboard(US・テンキー付)
キーボードはApple純正の「Magic Keyboard(テンキー付き)- 英語(US) – スペースグレイ」を使っています。
よく話題になる「キーボードはUSかJISかどっちなのか論争」ですが、タッチタイピングしやすいという理由で僕はUSキーボードを使っています。
JISも使ったことがありますが、実際に使ってみると慣れればいうほど大差はありません。
ちなみにサードパーティ製のキーボードはデザインが好みのものがなく一度も使ったことがありません。
プロダクトのデザイン、大事です
またデザイン制作も動画編集も数値入力を多用するので、僕の作業スタイルにテンキーは必須です。
Magic Mouse 2
マウスもApple純正の「Magic Mouse 2 – シルバー」を使っています。
マウスは作業効率に直結するためサードパーティ製もかなりの数を使ってみましたが、個人的には「Magic Mouse」が最強でした。
このあたりは人によって好みがわかれるので、自分が使いやすい物を使うのが一番です。
エレコム COMFY
マウスパッドはエレコムの「COMFY」をかれこれ10年くらいは使っています。毎日使っているとけっこう破れたりするので定期的に買い替えて、今使っているのは3代目になります。
愛用しすぎてこれがないと手首が痛くなる体になってしまったので、カフェなどで作業するときも持ち歩いています。
ちょっと恥ずかしい
DaVinci Resolve Speed Editor
動画編集をするときは「Blackmagic Design DaVinci Resolve Speed Editor」を使っています。
カットページに特化したエディターではありますが、かなり編集効率はアップしました。
しかし全ての編集作業をフォローできるわけではないので、写真のような配置でキーボードとマウスも併用しています。
ガジェット
AirPods Pro(エアーポッズプロ)
仕事でもプライベートでも手離せないガジェットNo.1が「Apple AirPods Pro(エアーポッズプロ)」です。購入から1年以上経ちますが、使わない日はありません。
Spigen(シュピゲン) AirPods Proケース『アーバンフィット』
「Apple AirPods Pro(エアーポッズプロ)」の充電ケースがとても傷つきやすいので、Spigen(シュピゲン) のAirPods Proケース「アーバン・フィット」を使用しています。
他のケースを使用したことがないので比較はできませんが、今のところ特に不満なく使用できています。
Apple Watch Series 6(GPSモデル)- 44mm
「Apple Watch Series 6(GPSモデル)- 44mm」は主にウォーキングやジョギングなどのワークログをとるために購入しました。
久しぶりの腕時計でしたが、実際に使ってみるととても便利です。
Anker PowerPort Atom III 63W Slim
iPhoneやAirPods Proなど充電を必要とするガジェットが増え、個別に給電するとコンセントがいくつあっても足りないので「Anker PowerPort Atom III 63W Slim」で給電元をまとめています。
Anker Magnetic Cable Holder
「Anker PowerPort Atom III 63W Slim」から出てきたケーブルはデスクトップに引っ張り「Anker Magnetic Cable Holder」で整理しています。
本体は強力なマグネットになっているのですが、木製天板にはくっつかないため百均で購入したブックスタンドを天板に敷いてくっつけています。
ここで全てのガジェットとカメラのバッテリーの充電が全て完結するので非常に楽ちんです。
ニトリ ホルツ
なくてもいいけど、あったらあったで便利な置き時計はニトリの「ホルツ」というデジタル時計を使っています。
木製デスクに馴染んで究極にシンプルなデザインが気に入っています。
しかしこの時計、めちゃくちゃよく滑ります。
まっすぐ前すら向いてくれない!
そこでソフトタイプの接着剤を裏面に塗り、一晩乾かして滑り止め機能を追加しました。
木製デスクはいろんなものが滑りやすいので、滑るものはとりあえずこの方法で対策しています。
SanDisk マルチカードリーダー
写真や動画などデータを読み込む機会がとても多いので、手がすぐ届くデスクシェルフにSanDiskの「マルチカードリーダー」をマジックテープで貼り付けています。
Blackmagic eGPU Pro
現在使用しているMacBook Proの購入時はデザイン制作の仕事がメインだったので、そこそこのGPU搭載モデルを選びました。
しかしその後、動画制作の仕事が増えいきMacBook Proのスペック不足を感じてきたので、「Blackmagic eGPU Pro」を導入しました。さすがに内蔵GPUとはスペックが桁違いなので比べ物にならないくらい快適になりました。
またMacBook ProとThunderbolt3で接続すれば、ドッキングステーションとしても機能するのでかなり便利です。
Re:CLEAN 防湿庫 21L
カメラやレンズを収納するための防湿庫は「Re:CLEAN」の21Lモデルを使用しています。
コンパクトですがミラーレスならボディ2台+レンズ3〜4本と、思いのほか収納できるので重宝しています。
外部ストレージ(SSD/HDD)
基本的にMacBook Proの内蔵SSDにはデータ類は保存せず、用途別に外付けのストレージに保存しています。
作業用SSD1(写真・動画)
大容量データを扱うことが多いので転送速度の速い「NVMe」のSSDを自作して使っています。
作業用SSD2(デザイン)
デザイン作業はそんなに転送速度を必要としないので、そこそこの転送速度の「SATA」のSSDを自作して使っています。
バックアップ用HDD(使うかもしれないデータ)
バックアップ用のHDDは「LaCie Rugged HDD ポータブルハードディスク(5TB)」を使用しています。このHDDには使う可能性があるファイル類を保存していて、いつでも参照できるように常時接続しています。
バックアップ用HDD(使わないであろうデータ)
もう一つのバックアップ用HDDは「東芝 Canvio 4TB」に保存し、いっぱいになるたびに買い増しています。
フリースペース
デスクの左側はフリースペースとして、カッティングマットを敷いてレザークラフトやちょっとした工作をしたり、ブログ用に物撮りしたりと様々な用途に使用しています。
DIYスペース
レザークラフトや工作などちょっとした作業をするときは、コクヨの「カッティングマット(マ-43D)」を敷いています。
物撮りスペース
物撮りをするときはSLIKの「スライディングアーム」「クリエイターズクランプ」「自由雲台型」を組み合わせて俯瞰撮影をしています。
天板のどこにでも取り付けられ使わないときはコンパクトに収まるので、とても使い勝手がいいです。
ブラインド
デスクを窓際に配置していると外からの日光がダイレクトに入ってくるので、タチカワブラインドの「シルキー」を取り付けて遮光しています。
カーテンではなくブラインドにした理由は部屋の雰囲気作りのためというのもありますが、表裏によって光の入り具合を調節することができるからです。
観葉植物
ちょっとした癒しに「ハイドロカルチャー」をデスクに置いてます。
「ハイドロカルチャー」は土を使わないので虫がわかないうえに、ただ水をやるだけと管理がめちゃくちゃ簡単です。
木製デスクと植物の相性は抜群!
趣味ブログの「 ハイドロカルチャーで観葉植物を育てる方法」でハイドロカルチャーの植え方を紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
まとめ
自作デスクは自分に最適化できるだけでなく、使用していくなかで新たな機能を追加できる拡張性にも優れています。
僕の作業環境も日々アップデートしています!
また、今回紹介したデスクを設置している仕事部屋という名の趣味部屋の紹介は趣味ブログの「ルームツアー | 賃貸DIYで作れるおしゃれな趣味部屋ビフォーアフター」で紹介しているのでこちらもあわせてご覧ください。
このページもアップデートに合わせて随時更新していくので、デザイナーや動画クリエイターだけでなくテレワーク(在宅勤務)をする全ての人の参考になれば幸いです。